neneisan’s blog

紆余曲折を経てマーケティングの仕事をしている、40歳手前の会社員。ふつーのロスジェネ世代の日常。

会社という器

最近、ある人と仕事の話をよくする。そのたびに思うのが「会社という器」。私は、新卒で入った会社に15年勤めている。出世には関心がないが、楽しく頼りになる人たちと、嫌なこともあるけどそこそこ楽しくやっている。“野望”的なものがあまりない私にとっては、そこそこ居心地も良いし、やりたいことが部分的にでも形になっていく職場だと思っている。給料もそれなりにもらえている。

その人は、私よりも言動に筋が通っているし、計画的だし、頭もいい。自分ひとりの範疇なら「毎日定時に帰れる」レベルで仕事が回っているのに、周りの人に引っ張られて残業しまくっている。「この会社で出世したいと思わない」と言う。自分の上司や上司の周りの人たちに魅力がない、と。

私はそこまで有能じゃないけど、氷河期の就活でようやく引っかかったのが今の会社。留年していたし、たくさんお祈りされたけど。仕事仲間は、新卒・中途どちらも有能な人ばかりで、何でこの会社に入れたのか、今だにわからないけども、おそらく最初の上司が面接で私を拾ってくれたのだと思う。


辞めたくなったことも何度かあったけど、お世話になった人(今もいる人、いない人、亡くなった人・・・)を思い出すと「もうちょっとやるか」と気を取り直してやってきた。


会社と言う器は、そこにいる人が作るものだと思う。社長や幹部だけじゃなく。そこにいる人の質、やっている仕事の質=器の質となる。そこにいる人が、仕事人としてだけじゃなく、人生全体のレベルアップをしていくことが、器の質をよくしていくことに繋がる。器の質には、その人の仕事面だけじゃなくて、家族だったり、友達だったり、自分に影響を及ぼす全ての人やものが関わってくるはずだ、と思う。

就活は縁もあるから、なかなか理屈だけでは難しい気がするが、自分が好きになれそうな人たちと長い会社員人生を濃く、楽しんで過ごせたら、割と幸せなのではないか。

入りたい器、入りたくない器、世のサラリーマンが自分の気に入った器、自分に合った器に出会えるとよいな、と自分も含めて思った。