neneisan’s blog

紆余曲折を経てマーケティングの仕事をしている、40歳手前の会社員。ふつーのロスジェネ世代の日常。

権利と義務

結婚をする人の気持ちがわからない。


この記事を読んだ。そうだろうね。私も結婚するまでわからなかった・・・というか、あっという間に結婚することになったから、結婚前に結婚することの意味やメリット・デメリットを考えきれてはいなかった。結婚には色々な側面があるが、今回は1つだけ。

実際、結婚してみて・・・生活は全く変わらず(一人暮らしから家を引っ越したくらい)、仕事は同じ分量、収入もほぼ同じ。何かにつけて議論をすることが増え、今まで「まーいっか」で済ませていたことを、自分なりに深く考えるようになった。夫は理詰めタイプなので、きちんと説明できないことは通っていかない。私も納得できないことは譲らない。お互いわがままながら、それなりに尊重して落としどころを探しながらやっている。夫はともかく、私は今でも「よく結婚できたな」と思っているし、周りの人にも言われる。それくらい「自由人」なんだと思う。

だったら同棲で、嫌になったら出て行けばいいじゃないか、とも思うが、そうでもないなと思う出来事が身近に起こった。知り合いの配偶者が(意識不明レベルの)病気。こうなると、医者が最初に大事なことを話すのは、まずは配偶者。親はその次。大事な決定や役所での手続きなども配偶者なら話が通っていく。籍の入っていない他人ならどうか?「自分の大事な人が大変なことになっている」状況だけで、十分精神的にやられるのに、そんな中で色々なことを決め、進めていかねばならない。いざという時に籍を入れていることが効いてくるんだ、と感じた。権利と義務、という言葉を思い出した。

万が一のことがなければそれでいいけど、「絶対何もない」とは言い切れないのが人生。「籍を入れる」というのは、緊急時に、相手のために全力で何かをしてあげられるように、権利を得るという側面もあるんじゃないだろうか。ちなみに、うちは結婚式・披露宴・パーティの類は全くしていない。親同士と集まってランチ会をしただけ。愛は、親族、友人、神・・・誰にも誓ってない。


“結婚をする人の気持ちがわからない”人は、自分の大事な人に何かあった時に、自分が「何をしたいか」「何ができるか」を考えてみるといいかもしれない。考えてみると、その人の大事さやその人への気持ちが(良くも悪くも)わかるかもしれない。