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neneisan’s blog

紆余曲折を経てマーケティングの仕事をしている、40歳手前の会社員。ふつーのロスジェネ世代の日常。

身につける

再び、思い出話+α。

先日書いた通り、社会人になる前は大学で研究室に篭っていた(その前は学業をほとんどしていなかった)。社会人になってよく訪ねられる「大学の専攻は?」の答えは「物理化学」。普通に考えたら、この分野のことは他の人より詳しいはずだし、語れるはずなのだが実際は全然語れない。

常に新しいことを手探りでやっている(会社がさせてくれている)というのもあるけど、社会人15年目になっても「絶対こう」と言えることが少ない。マーケティングなんて正解ないし。それより「文章が読みやすい」「字がきれい」とか言ってもらえる。確かに嬉しいが、よく考えたら私の努力よりも功績はうちの母。小学生の頃から、つきっきりで文章の書き方や字の書き方を教えたのは母だった。正直言うと、当時の私は面倒くさいと思っていたはず・・・。面倒くさがる娘をものともせず、時にはシバきながら「絶対に身につけさせてやる」とやっていた母もやるなあ(笑)と。


振り返ると音楽に関しても同じ。10歳以降は本当にピアノの練習が面倒だった。毎日30分~1時間はピアノの前に座り、週1回のレッスンのためにおさらい、おさらい・・・。これは飽きっぽい私にはつらかった。ただ、ここで叩き込まれた音楽に関する基本的なことは、今でも役に立っているので(物心つく前からピアノに触れていなければ、楽器の世界に入ることはなかっただろうし)これも母の功績。サラリーマンになって思うのは、父の収入を消費して(母はほとんど専業主婦だった)娘にあれこれ色々なことを教え込んでいたのだなあと思う。大したもんだ(他人事か!)。

結局、今自分が誰かより誇れるのは、大学時代にしてきたことではなく、もっと小さい頃の習慣や学び。自分の努力じゃないのが少し情けない。